喪服に合うネックレスの選び方には、いくつかのポイントがあります。
まず真珠であることが大前提ですが、大きさは7mmから8mmで、長さは鎖骨にかかる程度の40cmから42cmくらいがベストです。
長めのネックレスは、「悲しみが長引く」ことを連想させるので避けなければなりません。
真珠の色は白・黒・グレーが基本で、形は丸い粒のものとなります。
バロックパールのようないびつな形の真珠のネックレスはおしゃれ用ですので、葬儀ではマナー違反です。
また真珠のネックレスには、ネックレスが二重になった二連や三重になった三連がありますが、葬儀で身に付けてよいものは一連パールだけです。
喪服に二連パールや三連パールは、「悲しみが重なったり繰り返される」という意味になるため注意が必要となります。